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SOBIM 2010にて「MEMS-ECMによる脈波測定」を発表 |
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MEMS(Micro Electro Mechanical System)技術により作成された振動膜をダイヤフラムに用いた超小型コンデンサマイクと被測定部位との間に閉空間を作り上げることでヒトの心臓の動き に伴う脈波を容易に検出できるセンサを開発した。
このようなマイクは音声用途には、風などの外乱を避けるために振動膜に工夫することなどの手段によりヒトには聞こえない低域の感度を意識的に落と しているため、そのままでは脈波のような低い周波数成分は正しい波形として観測することができない。幸い、半導体で作成されたMEMS振動膜はこ の低域を落としている周波数が一定であることが期待できるため、それを電気的に補正することにより、いわゆる、容積脈波、速度脈波、加速度脈波の 波形を正しく観測できるようになった。
またこのセンサを用いてヒトの動脈分布を2次元で観測し、解剖学的な所見とほぼ同じ軌跡を得ることができた。 |
開催日 |
2010年11月6日-7日 |
名称 |
SOBIM2010:第31回バイオメカニズム学術講演会 |
テーマ |
人と機械のより良い関係を目指すバイオメカニズム |
会場 |
静岡大学浜松キャンパス |
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